【木造戸建住宅の現状】

日本は地震が多い国。震災の度に建築基準法も見直されてきました。

2000年(平成12年)以降に建てられた家は、基礎と柱を固定する『ホールダウン金物』の設置が義務付けられましたが、大型震災にはまだ弱く、2000年以前に建てられた家はそもそも大型震災に対する強度がほぼ無いのが現状なのです。

特に危険なのが1981年以前に建てられた木造戸建住宅です。

【国策でもある耐震化】

2024年現在、日本の住宅の約2割、およそ約1300万戸が耐震基準を満していないと推測されています。(内閣府防災情報)

住宅の耐震化の重要性は、過去の震災からも明らかです。

阪神淡路大震災では、犠牲者のうち約8割以上が住宅の圧壊による圧死でした。

国は令和7年までに耐震化率を95%に、令和12年までに耐震基準を満たしていない建物をほぼ無くす事を目標に掲げていました。しかし耐震化は全く浸透していません。

それに伴い、現在も各自治体に耐震工事における補助金がありますが、高額なリフォーム費用に対して対象になる補助金額が少なく、耐震未対策のままの戸建住宅が多いのです。

かといって、何もしないのも家が古くなるにつれて非常に危険です。

【木造戸建住宅の柱】

近年、よく発生している地震や、南海トラフ巨大地震への関心が高まる中、対策が必要不可欠になってきています。

まずはご自分の家の状態を把握・理解しましょう。

ホールダウン金物の耐力は2.5トン。それに対し大震災における、柱にかかる引き抜き力は約4トン

すなわち築浅住宅でも耐力不足。

⬆️の図の様に、時代につれて震災時の柱の引き抜き力に対する耐力は改良されてきました。

しかし、大震災時の柱にかかる引き抜き力は『約4トン』に対し、2000年以降から現在までの家に設置されている既存のホールダウン金物の耐力でも『約2.5トン』しかありません。築年数が浅い家でも耐力不足なのです。

震度5〜6以上になると、古い家は勿論、『築年数が浅い木造戸建て住宅』の耐久力でも耐えられず、倒壊してしまう可能性が高いことになります。

その際の倒壊の主な原因は柱の接合部が抜ける『ほぞ抜け』が主な原因になります。

主な原因『ほぞ抜け』とは

2000年以降から現在、既存のホールダウン金物が『ほぞ抜け』防止の為に設置されているのですが、現在の新築ですら大震災に対しての耐力が足りていない状態の家が多く、『ほぞ抜け』を起こしてしまうのです。

⬆️の写真の様に、被災地では耐震補強未対策の家屋は1階部の柱が抜け、2階部がそのままの状態で1階部が倒れて家が倒壊している様子が多く見られます。津波の災害でも同様の被害が多く起こっています。

せっかく建てたマイホームも、地震に対してこんなに弱いままだと、誰もが不安だと思います。

家と家族を守るために、何か対策をしないといけません。

このまま何も対策をしないのは非常に危険です。

そんな時に、強い味方。

震災から家・家族を守る。後付式ホールダウン金物『プロベースA』

名称:プロベースA(後付式ホールダウン金物)

強度:金物垂直引張強度70.9kN

実施:地方独立行政法人大阪産業技術研究所

寸法:全長最大500mm(SUSボルト込)×幅60mm×高さ最大90mm(金属厚み6mm.9mm)

1基:セット内容(金物上下・SUS M16×100mmボルトナット)


耐震用後付式ホールダウン金物『プロベースA』は、当社が研究開発した『完全オリジナル商品』です。


【3つのこだわり】

⑴金物強度7.2t

地方独立行政法人大阪産業技術研究所における強度試験で、70.9kN=7.2トンを実証済みです。

一般的な金物・金具に比べて、優れた強度性能があります。

※震災に対する被害・強度を保証するものではありません。

⑵ 短い工期

一カ所(1基)にかかる取り付け時間は約30分。4カ所設置で約半日ほどの工期で取り付け可能。

※ただし、柱などが劣化やシロアリ被害などで破損や損傷がある場合には、別途工事が必要な場合があります。


【(左)金物上部】

『六角M6×120ボルト』×5本使用で、外壁側から柱に固定します。

【(右)金物下部】

『12φ×60アンカーボルト』×2本使用で、基礎部に固定します。


【連結部】

M16mm×100mmステンレス製ボルトナットで上下を固定し、地震における柱の『ほぞ抜け』を防ぎます。

大震災時に柱にかかる約4トンの引き抜き力に対し、プロベースAの耐久力は『7.2トン』と充分な強度を保つため、地震・津波対策に対し優れた金物になります。

・金物本体も家の外壁色に合わせて塗装が可能です。

【取付時の注意点】

※基礎コンクリートの高さが低く、金物下部の取付が困難な場合、専用の他タイプ(プロベースB.C下部横向き)も御座います。

※外壁が張り増し構造で、外壁側から柱までの距離が40mm以上離れている場合、取付箇所の外壁・水切りを切り取り、柱に直付けして下さい。その際の金物上部の取付に使用する六角ボルトは『M6×80』を使用して下さい。

※一部構造上の問題や、一部の外壁部材・タイル壁に関しては、取付不可な場合もございます。

⑶ 手軽に地震対策・低価格

(株)ルビアサポートでは『プロベース』を自社で製作・販売・卸を行なっているので、仲介手数料等が無く、他社メーカー等よりも低価格で提供が可能です。

これだけ地震が多い国で、『後付けホールダウン金物』についての認知度・普及率が極めて低い理由は、各メーカーの製品や耐震工事自体の価格・費用がかなり高額な事や、家にとって必要性が高いのにも関わらず、あまり広告・宣伝をしていない事などが理由として挙げられます。

ルビア サポート 耐震事業部では、1人でも多くの方に手にとって頂けるように、優れた製品を独自開発し、機能性・強度を担保しつつ、従来の他社製品より圧倒的に低価格にてご提供が可能になりました。


⬇️パンフレット⬇️

(表面)

(中面)

地震はいつ来るか分かりません。

備えあれば憂いなし。

是非この機会に。


更に・・・

『木造戸建住宅耐震化』を全国へ。

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ルビアサポート耐震事業部

株式会社 ルビア サポート 耐震事業部 

〒779-0119

徳島県板野郡板野町西中富東新田168-1

板野工場 tel. 088-678-7057

rubia.taishin@gmail.com